江戸時代の名古屋城下町の絵図に当時の八百彦の茶店(仕出しと兼営)の姿を見ることができます。江戸時代、武士など高い地位の人は外食をする習慣がなく、仕出しが大いに利用されました。
元来仕出し料理は、各界の名士だけが食することが許された料理でしたが、時とともに形を変え、慶事や仏事、正月などの機会に広く利用されるようになりました。
このように一般的になった現在も、私共は創業時の信念を忘れたことはありません。「お客様に美味しいものを食べて頂きたい。」八百彦本店はその一心で日々精進し、これからも「まじめ」の歴史を刻んで参ります。
享保年間
(西暦1720年頃)創業
堀川筋西側の商家へお出入りをする
併せて青果業、漬物業を営む
明治初年
仕出し専業とする
昭和35年
合資会社 八百彦本店として営業をはじめる
昭和49年
株式会社 八百彦本店に組織変更
昭和56年
西区幅下に現在の調理場(5階建て・400坪)を建設する
平成元年
西春町にプレカット・デリカ工場を設立。
港区に洋食宴会部バンボッシュを設立し、
本店調理場に対するセントラルキッチンの役割をスタートする
平成2年
食品衛生優良施設として厚生大臣賞を受賞
平成3年
弁当・惣菜販売店を松坂屋名古屋店に出店
平成7年
本店調理場を拡張、プラス130坪とする
宗春弁当<享保時代、7代藩主徳川宗春の料理>を発表。
※安田文吉教授監修
平成11年
デリカ販売店「ほっと夢厨房」をオープン
平成12年
弁当・惣菜販売店をジェイアール名古屋タカシマヤに出店
平成14年
尾張徳川春姫御膳
<元和時代・初代藩主徳川義直奥方の料理>を発表
平成15年
ISO 9001:2000認証
各種宴会施設「まんだら」をオープン
平成21年
ISO 9001:2008認証
平成22年
徳川美術館内に日本料理宝善亭をオープン
平成23年
大丸松坂屋豊田店に出店
平成25年
新調理場(6階建て・1200坪)が完成
平成27年
新しい企業スローガンとビジュアル発表
現在の八百彦の味を切り取り、100年後の未来に
伝えていきたいという想いとなっております。
平成29年
ISO 22000認証
平成30年
御園座 観劇弁当発売
令和4年
八百彦 名古屋能楽堂 蓬左<hōsa>店
個室会席 蓬左亭 OPEN